アンジェス<4563>は23日、DNAワクチン技術を用いたエボラ出血熱抗血清製剤の開発において、動物での抗ウイルス効果について良好な試験結果を得たことを発表。

同社は、DNAワクチン技術を応用したエボラ出血熱対策医薬品としての抗血清製剤開発を、カナダサスカチュワン大学と共同で進めている。
今回、サスカチュワン大学で本抗血清から精製した抗体を用いた動物による感染実験を実施、ウイルス感染による死亡を阻止することが確認された。この結果は、本抗血清が治療薬として十分に機能することを再確認したとしている。

同社は今後、臨床試験の実現を目指して前臨床試験を進め、エボラ出血熱抗血清製剤の早期実用化に向けて開発を進めていく考え。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 アンジェス---エボラ出血熱抗血清製剤の開発が進展、動物による感染実験でウイルス感染による死亡阻止を確認