■今後の見通し

フォーバル<8275>の2019年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比3.2%増の53,000百万円、営業利益が同5.1%増の3,000百万円、経常利益が同4.7%増の3,100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.9%増の1,830百万円と増収増益を予想している(期初予想から変化なし)。実現すれば、11期連続の営業・経常増益となる。

主力のフォーバルビジネスグループが堅調に推移し全社を引っ張る。その中でアイコンサービスは販売会社経由の導入(OEM)を増やす戦略を継続する。また、今期の成長株はフォーバルテレコムビジネスグループであり、増収及び増益への貢献度が大きい。

売上高の第3四半期進捗率は77.4%(前期は72.9%)、営業利益の第3四半期進捗率は61.3%(前期は60.2%)であり、前期よりも進捗が良い。同社の事業は約4割がストック型ビジネスであり、期末に向けて売上・利益が積み上がる傾向にある。2019年3月期は11年連続増益をある程度余裕を持って達成しそうだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 フォーバル Research Memo(5):売上高及び各利益の第3四半期進捗率は前期を上回る