タカラレーベン・インフラ投資法人<9281>は15日、2018年11月期決算を発表した。営業収益が前期比23.9%増の14.93億円、営業利益が同17.2%増の5.55億円、経常利益が同17.7%増の4.88億円、当期純利益が同17.8%増の4.87億円だった。この結果、利益超過分配金350円を含んだ一口当たりの分配金の合計額は、期初予想値10.3%増の3,871円となった。

同投資法人は2016年6月に東京証券取引所インフラファンド市場に上場した初の「インフラファンド」である。マンション分譲事業者のタカラレーベン〈8897〉がスポンサーである。関東を中心に太陽光発電施設に投資、売電料に基づく賃料を得る。電力の買取先の76%は東京電力系である。

2018年11月期は2月に取得したLS御前崎発電所及び、新規に取得した4件の太陽光発電設備が寄与した。

2019年5月期の業績予想は、営業収益が14.68億円、営業利益が5.27億円、経常利益が4.57億円、当期純利益が4.56億円、利益超過分配金334円を含んだ一口当たりの分配金の合計額は3,631円としている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 タカラレーベン・インフラ投資法人---18/11期は増収増益、太陽光発電設備4件を取得しさらなる外部成長を図る