カルナバイオサイエンス<4572>は22日、BKT阻害薬の特許出願がカナダ知的財産局において特許登録されたと発表した。

BTK(Bruton’s Tyrosine Kinase)は、B細胞やマクロファージのシグナル伝達に重要な役割をしている。関節リウマチなどの自己免疫疾患は、自己の組織に対する異常な免疫応答によって引き起こされる炎症が原因と考えられているが、BTK阻害薬は、この炎症の過程で活性化されるマクロファージやB細胞のシグナル伝達を直接阻害するため、既存薬とは全く異なる作用機序を持つ新規関節リウマチ治療薬として期待されている。現在同社では、2019年上期のIND申請(新薬臨床試験開始届)に向けて、前臨床試験を実施中である。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 カルナバイオサイエンス---BTK阻害薬に係るカナダにおける特許登録