ダイナック<2675>は、サントリーグループの外食事業の中核。「響」「燦」「魚盛」など飲食店を直営展開し、ゴルフ場やリゾートのレストラン受託運営も行う。倶楽部ダイナックの販促活動も強化している。

同社は、8日開催の取締役会にて、2018年7月1日を効力発生日(予定)とする会社分割の方式で持株会社体制へ移行すること、それに伴い同社100%出資の準備会社(ダイナック分割準備会社)を2018年1月上旬予定で設立することを決議したと発表した。分割する事業は、同社外食事業を予定しており、同社は持株会社として引き続き上場を維持していく。
今回の決定は、多様化する利用者のニーズや市場変化に即対応できる柔軟な事業運営を可能とする経営体制へ移行し、企業価値向上を企図したもの。
今後のグループ経営体制の詳細等については決定次第報告を行っていく予定。


<MW>

情報提供元: FISCO
記事名:「 ダイナック---取締役会にて会社分割方式で持株会社体制へ移行することを決議