以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家わらしべ氏(ブログ「テンバガーへGO!わらしべのブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年11月27日22時に執筆

フィスコソーシャルレポーターのわらしべです。

【婚活市場は成長市場】

「婚活」という言葉が昨今話題になることが多くなったように思えます。携帯電話やSNSなどの普及により人と人とのつながりを持つきっかけは多様になっていますがそのなかから「理想のパートナー」を見つけ、「結婚」に結びつくことへのハードルは高いようです。

そこで、合コン・お見合いパーティーなどをはじめとする「婚活」に対する需要は多く、また、「婚活ビジネス」として多くの企業が参入しています。

その中から「マッチングアプリ」を活用した「婚活ビジネス」を展開している企業として
<6175>ネットマーケティングに注目してみたいと思います。


ネットマーケティング<6175>
JASDAQスタンダード


【「広告事業」と「メディア事業」が2本柱「メディア事業」の利益率は高い】

「広告事業」としてアフィリエイト広告事業を、「メディア事業」では2012年から新規事業として婚活マッチングアプリ「Omiai」を事業展開しています。

婚活マッチングアプリ「Omiai」は年々マッチング実績を挙げている成長事業でありH30年6月期第一四半期(7月1日~9月30日)実績では広告事業は売上高19.68億円、セグメント利益は1.57億円、メディア事業は売上高7.4億円、セグメント利益は1.44億円セグメント利益で比較すると広告事業に迫る利益をあげており利益率の高い事業といえます。


【Omiaiアプリによるマッチング実績は10月累計対前91.8%増と好調】

2017年11月15日開示のIRによればメディア事業「Omiai」の累計マッチング数の対前年比は10月度累計で対前91.8パーセント増と大幅な伸びを見せています。


【デーティングアプリ「QooN」クーンのリリースを発表、デーティング市場に新規参入】
2017年11月27日には「新マッチングアプリ“QooN(クーン)”リリース及び当社マッチング事業今後の成長戦略について」をニュースリリース。

「ネットマーケティングとしては、継続的に「Omiai」を成長させていきながら、そこで培ってきたノウハウを今回の「QooN」に注ぎ込み、「Omiai」を超えるスピードで成長させる方針です。

そして、「Omiai」とは異なる相手探しの目的や出会いへの意識を持つ新しいターゲットユーザーに向けた、全く新しいサービスとして新領域の開拓をしていくとともに、2つのサービス提供による相乗効果を図るといいます。

なお、「QooN」の機能・仕様の詳細については順次発表予定とされており、今後、現在急成長中の婚活マッチングアプリ「Omiai」とデーティングアプリ「QooN」との相乗効果による更なる成長が期待できると思います。


【テクニカル的には上場来高値を更新しており成長期待から一段高も期待】

11月27日には2017年6月9日高値の「1,679円」を更新し上値を「1,907円」まで伸ばし、終値は「1,745円」と引け新高値をマークしています。

新高値をつけ「上放れ」していることから今後の成長期待を折り込み一段高も期待される局面と考えられます。

(株価1,745円:2017年11月27日終値)

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執筆者名:わらしべ
ブログ名:テンバガーへGO!わらしべのブログ






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情報提供元: FISCO
記事名:「 個人投資家わらしべ:ネットマーケティングは「婚活」「デート」アプリで急成長期待【FISCOソーシャルレポーター】