■中期的成長戦略

5. 成長投資と財務戦略の詳細
成長投資についてイデアインターナショナル<3140>は、「3年間で25億円」という投資額を明示している。その内容は店舗開発による販路拡大、マーケティング・広告宣伝の強化、新商品の開発等とされており、上述の成長戦略を資金面で裏付けていると言うことができる。

2,500百万円の各年の割り振りは明らかにされていないが1年あたり800百万円強ということになる。親会社のRIZAPグループは広告費を戦略的に投入し、それ以上の売上高をきっちりと上げ続けることで急成長を果たしてきた。その経験則を同社の戦略的広告宣伝費投下策にも当てはめるならば、800百万円の投資に対して1,500百万円~2,000百万円のリターン(売上高の増収額)が期待されていると推測される。仮にこの推測通りに推移すれば、2019年6月期の売上高計画12,000百万円の実現も十分視野に入ってくる。

財務戦略については黒字が定着したことで今後、自己資本比率の持続的改善が見込まれるようになってきたことがベースとしてある。その上で、同社がかねてより重視してきた株主還元策を充実し、株主の中長期の支援を得られることを目指している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 イデアインター Research Memo(10):戦略的投資により収益成長を実現するRIZAPグループの成功体験を再現