宇部興<4208>は続伸。昨日の一部報道では、カプロラクタム(CPL)の市況に関する記事が掲載さている。同社の16年12月積みのアジア大口向け輸出契約価格は、前月比360ドル/トン高の1860ドル/トンで成約したもよう。シティグループ証券では、スプレッドは過去3年で最高水準の1125ドル/トンとなり、下期の会社前提スプレッドを考慮すると計画を大きく上回る見込みと指摘。CPLは収益が厳しい製品の1つであり、業績寄与は大きいと判断している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 宇部興---続伸、カプロラクタムの市況好調が伝わり