*08:26JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆中東情勢の進展は予測困難であるため、ユーロ買い・円売りは抑制される可能性 ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に165円35銭(2024/3/20)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)による6月利下げの可能性は高い。また、中東情勢の進展は予測困難であるため、目先的にリスク選好的なユーロ買い・円売りは抑制される可能性がある。

【ユーロ売り要因】
・ECBの6月利下げ観測
・中東情勢の進展は予測困難、ユーロ圏経済の減速懸念
・日本銀行は政策金利を0.00-0.10%に引き上げ

【ユーロ買い要因】
・欧州の景気回復期待
・日本銀行は緩和的な金融環境を長期間維持する計画
・米欧金利差縮小の可能性

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情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆中東情勢の進展は予測困難であるため、ユーロ買い・円売りは抑制される可能性