*06:26JST NY為替:NY連銀総裁はデータ次第での利上げも除外せず、ドル反発 18日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円32銭から154円68銭まで上昇し、154円64銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が予想を下回り労働市場の底堅さを示したほか米4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数も予想外に3月から上昇し2年ぶり高水準となったため利下げ観測がさらに後退し、長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。その後、ウィリアムズ米NY連銀総裁が自分の基本シナリオではないがデータで正当化されたら利上げも除外しない姿勢を示したほか、ボスティック米アトランタ連銀総裁もインフレが高過ぎで年末まで利下げできる状況にはならないとのタカ派発言を受けてドル買いが一段と強まった。

ユーロ・ドルは1.0680ドルから1.0641ドルまで下落し、1.0642ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミスト、レーン専務理事などの発言を受け6月の利下げを織り込むユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、164円80銭から164円53銭まで下落。ポンド・ドルは1.2475ドルから1.2434ドルまで下落。ドル・スイスは0.9085フランから0.9126フランまで上昇した。

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情報提供元: FISCO
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