*07:59JST NY為替:米2月PPI予想上回りインフレ長期化懸念、利下げ先送り観測にドル上昇 14日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円44銭まで下落後、148円36銭まで上昇し、148円32銭で引けた。日銀来週の会合でマイナス金利解除で調整との報道で一時円買いが強まったのち、米2月生産者物価指数(PPI)が予想を上回りインフレの根強さが証明されたほか、週次新規失業保険申請件数が予想外に減少し労働市場の底堅さが示されたため連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が後退し、長期金利上昇に伴いドル買いが強まった。

ユーロ・ドルは1.0945ドルから1.0881ドルまで下落し、1.0884ドルで引けた。ユーロ・円は、161円72銭から161円11銭へ下落。日欧金利差縮小観測にユーロ売り、円買いが強まった。ポンド・ドルは1.2812ドルから1.2731ドルまで下落。ドル・スイスは0.8782フランまで下落後、0.8839フランまで上昇した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米2月PPI予想上回りインフレ長期化懸念、利下げ先送り観測にドル上昇