*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):日本KFC、ディーエヌエー、シノプスなど 日本KFC<9873>:4335円(+700円)
ストップ高。三菱商事が保有する全株式を売却する検討を始めたことがわかったと伝わっている。現在の出資比率は約35%となっており、近く売却先を決めるための1次入札を実施するもよう。外資系ファンドのほか外食大手が応札するもようとされている。売却先企業が主導する一段の再編思惑などが先行しているとみられるほか、業容のさらなる改善・拡大につながるとの期待も高まっているようだ。


エキサイトHD<5571>:1020円 カ -
ストップ高買い気配。配当方針の変更、それに伴う24年3月期の初配当実施を発表している。今後は、資本コストを意識しながら資本効率を高め、安定的かつ持続的な配当の実施と株価形成に繋げていくことを目指すとし、連結株主資本配当率4%を目安としていくようだ。24年3月期は、DOE4%を目安とした普通配当30円に加え、23年4月にスタンダード市場に上場したことによる記念配当30円を実施、合計60円を配当する。


DNA研<2397>:1021円 カ -
ストップ高買い気配。「肺がん コンパクトパネル Dx マルチコンパニオン診断システム」の7遺伝子での保険算定が開始となり、3月1日より7遺伝子版の検査として、大手検査センター3社からの検査受付を開始する運びになったと発表している。これにより、肺がん、特に非小細胞肺癌患者のコンパニオン診断として、代表的なドライバー遺伝子である7遺伝子の変異検出及び薬剤の適応判定に関し保険診療を行うことが可能になるようだ。


ディーエヌエー<2432>:1527円(+300円)
ストップ高。任天堂では前日、「ポケットモンスター」シリーズの最新作「Pokemon LEGENDS Z-A」を2025年に世界同時発売すると発表している。また、「ポケモンカード」をテーマにした新たなスマホ向けアプリ「Pok?mon Trading Card Game Pocket」をリリース予定であることも公開している。同タイトルは同社を含めた3社共同で開発とされていることで、収益寄与への期待感が高まる展開になっているもよう。


タツモ<6266>:3805円(+320円)
大幅反発。いちよし証券ではレーティングを「B」から「A」に引き上げ、フェアバリューも3300円から5100円に引き上げている。24年12月期営業利益は下方修正しているものの、会社計画46億円を上回る54億円、前期比47.8%増を予想、25年12月期は従来予想を上方修正して71億円、同31.5%増を予想している。ロジック系パッケージ需要は今後も持続する可能性が高く、その後も強い業績推移が期待できるとみているようだ。


ジィ・シィ企画<4073>:854円 カ -
ストップ高買い気配。トランザクション・メディア・ネットワークス<5258>と資本業務提携契約を締結すると発表している。主要株主がジィ・シィ企画株37万2000株(異動後の議決権所有割合は14.90%)を市場外での相対取引でトランザクション・メディア・ネットワークスに譲渡する。決済事業領域で両社のサービス・機能を組み合わせて顧客への提案力強化を図るとともに開発リソースの融通など効率化を行い、事業拡大を目指す。


ロボペイ<4374>:2914円(+203円)
大幅に3日続伸。決済システムを手掛けるユニヴァ・ペイキャスト(東京都港区)と業務提携し、日本で6000万人以上が利用するQRコード決済サービス「PayPay」、東南アジア・ASEAN諸国を中心とした11カ国・19銘柄対応の電子決済サービス「Alipay+」の取り扱いを開始したと発表している。これにより、ROBOT PAYMENTの顧客管理・自動課金クラウド「サブスクペイ」を通じてQRコード決済の迅速な導入が可能になるという。


シノプス<4428>:1540円(+201円)
昨年来高値。イオン九州<2653>が運営する総合スーパーとスーパーマーケットの250店舗に惣菜に特化した需要予測型自動発注サービス「sinops-CLOUD 惣菜」を提供すると発表している。イオン九州は需要予測型自動発注サービスのパッケージ製品などを導入済み。より高精度な需要予測が可能な惣菜に特化したsinops-CLOUD 惣菜を導入することで、チャンスロスと値引き・廃棄ロス低減の両立を目指す。 <ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 注目銘柄ダイジェスト(前場):日本KFC、ディーエヌエー、シノプスなど