*01:35JST NY外為:ユーロ買い優勢、独連銀総裁は追加利上げの必要性も除外せず NY外為市場でドイツ連銀総裁のタカ派発言を受けたユーロ買いが継続した。ユーロ・ドルは1.0945ドルから1.0983ドルまで上昇し、8月来の高値を更新。ユーロ・円は162円60銭から162円86銭まで上昇し底堅く推移した。ユーロ・ポンドは0.8674ポンドまで上昇後、0.8671ポンド付近に反落も0.8673ポンドまで戻した。

ドイツ連銀のナーゲル総裁は講演において、ユーロ圏の経済の弱さを認識しつつも「インフレを巡り勝利宣言は時期尚早」と強調。また、大規模のバランスシートを著しく縮小させる必要があると主張した。さらに、最近の利上げサイクルは必ずしも終了したわけではなく、もし、インフレ悪化したら、利上げの必要があるかもしれないと、追加利上げも除外しなかった。また、ECBの利下げの可能性は議論さえ時期尚早と加えた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ買い優勢、独連銀総裁は追加利上げの必要性も除外せず