*06:31JST NY為替:ユーロ圏と英国の7月PMI悪化で安全逃避のドル買い 24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、140円76銭まで下落後、141円52銭まで上昇し、141円49銭で引けた。米7月総合PMI速報値が予想以上に前月から低下したため景気減速懸念を受けた長期金利の低下に伴うドル売りが優勢となった。しかし、7月製造業PMI速報値は予想外に上昇したほか、欧州や英国に比べて米国の景気が良好との見方にドル買いが再開。さらに、米2年債入札の低調な結果を受けて金利が上昇に転じると、ドルは続伸した。

ユーロ・ドルは、1.1104 ドルから1.1060ドルまで下落し、1.1063ドルで引けた。ドイツ、ユーロ圏の7月PMIの予想以上の悪化を受けた追加利上げ観測後退に伴うユーロ売りが継続。ユーロ・円は156円24銭まで下落後、156円70銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.2853ドルから1.2798ドルまで下落した。英国の7月PMIの予想以上の悪化で追加利上げ観測が後退、ポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは0.8640フランから0.8700フランまで上昇した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:ユーロ圏と英国の7月PMI悪化で安全逃避のドル買い