*21:54JST 【市場反応】米5月小売/新規失業保険申請件数/6月フィリー&NY連銀製造業、ドル軟調 米5月小売売上高は前月比+0.3%と、4月+0.4%から伸び鈍化もマイナス予想に反しプラスを維持した。国内総生産(GDP)の算出に用いられる建材や自動車を除いたコントロールグループは前月比+0.2%と、4月の+0.6%から伸びが鈍化した。米先週分新規失業保険申請件数(6/10)は前週比で横ばいの26.2万件と、予想24.5万件を上回った。失業保険継続受給者数(6/3)も177.5万人と、前回175.5万人から予想以上に増加した。米5月輸入物価指数は前月比―0.6%と、4月+0.3%から予想以上のマイナスに落ち込んだ。同時刻に発表された6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は-13.7と、5月-10.4から悪化も予想を上回った。10か月連続のマイナス。また、6月NY連銀製造業景気指数は+6.6と、予想外に5月-31.8からプラスに改善した。労働市場のひっ迫の緩和は米連邦準備制度理事会(FRB)にとり朗報となる。小売りや米地区製造業が予想を上振れたものの、対ユーロでの売りにドルは軟調に推移。ドル・円は141円31銭付近から140円75銭へ反落。ユーロ・ドルは1.0879ドルまで上昇した。【経済指標】・米・先週分新規失業保険申請件数:26.2万件(予想:24.5万件、前回:26.2万件←26.1万件)・米・失業保険継続受給者数:177.5万人(予想:176.8万人、前回:175.5万人←175.7万人)・米・5月小売売上高:前月比+0.3%(予想:-0.2%、4月:+0.4%)・米・5月小売売上高(自動車除く):前月比+0.1%(予想:+0.1%、4月:+0.4%)・米・5月輸入物価指数:前月比―0.6%(予想:-0.5%、4月:+0.3%←+0.4%)・米・6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:-13.7(予想:-14.0、5月:-10.4)・米・6月NY連銀製造業景気指数:+6.6(予想:-15.1、5月:-31.8)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米5月小売/新規失業保険申請件数/6月フィリー&NY連銀製造業、ドル軟調