*08:32JST 今日の為替市場ポイント:米追加利上げを想定してドルは底堅い動きを保つ可能性 18日のドル・円は、東京市場では137円29銭から137円87銭まで上昇。欧米市場では137円70銭まで売られた後、138円75銭まで上昇し、138円70銭で取引終了。本日19日のドル・円は主に138円台で推移か。米追加利上げの可能性は残されており、ドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

18日の米国株式市場では、債務上限問題を巡る合意形成への期待が広がり、主要株価指数は上昇した。報道によると、共和党のマッカーシー下院議長は債務上限引き上げについて「来週中に下院議会で採決する可能性がある」との見方を伝えた。市場参加者の間からは「21日までに米債務上限引き上げに関して合意に達した場合、月内の法案成立が期待できる」との声が聞かれている。金融市場の不確実性はひとまず低下する見込みだが、今回の措置によって債務上限問題が根本的に解決されるわけではないため、将来的には大幅な歳出削減について検討されることになるとの見方も多い。

<CS>
情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の為替市場ポイント:米追加利上げを想定してドルは底堅い動きを保つ可能性