*16:05JST 大阪金概況:下落、円高・ドル安で割高感強まるも安全資産へ資金向かう流れは継続 大阪取引所金標準先物 24年2月限・日中取引終値:8173円(前日日中取引終値↓29円)

・推移レンジ:高値8201円-安値8134円

16日の大阪取引所金標準先物(期先:24年2月限)は下落した。外為市場で一時1ドル=132円40銭台と昨日15時頃に比べ2円10銭ほど円高・ドル安方向に振れたことから、円建てで取引される金先物の割高感が強まった。一方、金融システム不安定化への懸念が払しょくされず、安全資産としての金に資金が向かう流れが継続するとの見方が強い。また、昨日の海外市場で米長期金利が低下したことから、金利のつかない資産である金の投資魅力が増すとの思惑もあり、こうした動きや心理を映し、今日の金先物は売りが優勢ながら、取引終了にかけて下げ渋る動きとなった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金概況:下落、円高・ドル安で割高感強まるも安全資産へ資金向かう流れは継続