以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

-----------

※2022年12月12日10時に執筆

株式投資を始めたばかりの若い方ですと、株価が年末にかけて上昇するアノマリー『掉尾の一振(とうびのいっしん)』という言葉をご存知ない方もいるかもしれませんねぇ。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

目下、米国経済の先行き不安はあるものの、今週で米11月CPI、FOMC、ECB定例理事会というスケジュールが通過します。そして気をもんだ中国のゼロコロナ政策が緩和へ向かうなど、外部環境においてはやや改善してきているのでは、と見ております。

それでもこういう年末の時期に、個人投資家が好むテーマ性や好材料が出て資金が集中している銘柄はなるべく見逃さないようにしたいですな。特にチャートが底堅く推移している銘柄は外部環境に負けずに上昇…なんて事もあります。

今回は直近で注目した個別株をメインにご紹介して参りますが、果たしてそれらが掉尾の一振となるかはまだ誰もわかりません…ただしかし、2022年を良いパフォーマンスで締めくり、来年の弾みにしたいのは投資家であれば誰もがそう思うのではないでしょうか。

医療機器開発や各種医療情報の収集・提供を手掛けるサスメド<4263>は、同社の不眠障害治療用アプリ「Med CBT-i」が12月19日の厚生労働省の薬事・食品衛生審議会プログラム医療機器調査会で審議されるとの報道が材料となり動意しました。10月末からじわじわと上昇トレンドに乗っておりますな。ただその19日以降に出尽くし的な動きにならないかは一応の注意は必要ですねぇ。

続いては11月25日に上場したtripla<5136>です。宿泊予約システム「tripla Book」やAIチャットボット、現地決済サービス「tripla Pay」など幅広いサービスを手掛けております。上場直後は値を下げてますが、ここに来て切り返している模様。成長性も十分と見ております。

石炭大手の住石HD<1514>は、元お笑い芸人の著名投資家である井村俊哉氏の大量保有が明らかになり、思惑買いが継続しています。大量保有報告書によると井村氏の保有割合は12.71%に及び、10%を超えると6ヶ月以内での反対売買の利益確定が事実上出来ない事からも、相応に相場も長いのではと見る向きもあるようです。

建築図面・現場管理アプリ「SPIDERPLUS」の開発・販売を手掛けるスパイダープラス<4192>は、11月24日に基本特許技術「建物構造図アイコン配置AI」を業界で初めて取得したとの発表が好材料となりました。この発表後、チャート(日足)はじわじわと切り上げており、中長期でトレンドに乗る可能性はあるか…。

また、これまでいくつかご紹介してきたスマートパチンコ・パチスロ関連株はその後も動意してきておりますな。年末年始にかけての注目テーマの一つです。直近では藤商事<6257>、マミヤ・オーピー<7991>を監視に入れました。既に株価は動いてきておりますが、いずれも業績堅調でPBRではまだ割安です。

最後は医療DX関連として注目されるデータホライゾン<3628>です。国策銘柄としても知られておりますが、ここにきて再び注目されているようです。今年の5月にディー・エヌ・エー<2432>に国内最大規模となる1500万人超の保険者データベースを構築すると発表している事にも期待がかかりますねぇ。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「ある」と共にお待ち申し上げております。

----

執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

<TY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 個人投資家・有限亭玉介:掉尾の一振なるか!?注目中の個別株をピックアップ【FISCOソーシャルレポーター】