NY外為市場では米債利回りが伸び悩みドル買いが一段落した。米10年債利回りは4%超まで上昇後、3.9%台で推移した。4%利回りには投資意欲が強いと見られる。予想を上回った米9月消費者信頼感(CPI)を受けた米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速を織り込むドル買いが一時加速し、ドル指数は113.92まで上昇し9月28日来の高値を更新。

ドル・円は朝方147円67銭まで上昇し、1990年以降32年ぶり円安・ドル高を更新後いったん146円台へ反落し、147円30銭付近で底堅く推移。ユーロ・ドルは0.9747ドルから0.9633ドルまで下落したのち、0.9700ドル前後で揉み合い。ポンド・ドルは1.1285ドルから1.1150ドルへ反落後、1.1210ドルで推移した。


<KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル買い一服も高止まり、米CPIショック