2日の日経平均は小幅に3日続落した。ローソク足は陰線を引き、高値と安値も前日水準を下回った。下向きの5日移動平均線を週初から5日連続して下回り、下値支持線として意識される200日線の77.05円上まで売られた。本日終値は5週ぶりに52週線を下回ったことに加え、25日線や13週線が下向きで週末を迎え、下落トレンドの強まりが警戒される。25日線とのマイナス乖離率は2.20%、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は92.93%といずれも中立圏にあって短期的なリバウンドを誘う水準ではなく、株価の下げ余地を残す形となった。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:小幅に3日続落、5週ぶり52週線割れ