19日の日経平均は小幅続落した。節目の29000円超えで寄り付いたが、終値は5日移動平均線(28967.19円)を下回った。ローソク足は陰線を引いて足元の売り圧力の強さを窺わせている。しかし、25日線や13週線は上向きをキープし、一目均衡表も三役好転の強気形状を保ち、買い手優位を示唆している。25日線との上方乖離率が3.42%と縮小して過熱感後退を示す一方、NT倍率は現物14.50倍、先物14.49倍と高止まりしており、来週も大勢強気ながら短期的には調整圧力が残る点に留意したい。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:小幅続落、5日線割れも大勢強気