15日の日経平均は3日続伸した。ローソク足は長めの下ヒゲを伴う小陽線を引き、上向きの5日移動平均線付近を下値支持線として、昨日終値でクリアしたばかりの25日線を上放れた。反面、25日線や13週線は下降を継続し、足元の地合い改善と中期ベースでの下落圧力をともに確認する形となった。一目均衡表ではそれぞれ横ばいだった基準線が下向きで引ける一方、転換線は上向いた。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)が98.72%と中立圏中央の100%至近で引けたこともあり、強弱感が対立する状態で今週の取引を終えた。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日続伸、騰落レシオは中立圏中央