ハト派として知られる欧州中央銀行(ECB)専務理事兼首席エコノミストのレーン氏は、MNIのウェブキャストで短期的なインフレ高進にECBは過剰に対応すべきではないとの考えを明らかにした。ドイツ連邦債の10年物の利回りは0.23%まで低下。イタリア債の10年物の利回りは1.82%まで低下した。

ユーロも伸び悩み。ユーロ・ドルは1.1360-65ドルでもみ合いが続いた。ユーロ・円は朝方130円43銭まで下落後、130円70銭で戻りも鈍い。ユーロ・ポンドは0.8353ポンドから0.8334ポンドまで下落し3日来の安値を更新した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ上値限定的、ECBレーン氏が過剰なインフレ対処を警告