大阪取引所金標準先物 22年12月限・夜間取引終値:6944円(前日日中取引終値↑78円)

・想定レンジ:上限6980円-下限6900円

15日の大阪取引所金標準先物(期先:22年12月限)は上昇しそうだ。昨日の海外市場でWTI原油先物価格(期近物)が一時95.82ドルまで上昇し、期近物として約7年5カ月ぶりの高値をつけたことからインフレ加速が意識され、インフレをヘッジ(回避)する目的の金買いを誘いそうだ。また、ウクライナ情勢の緊迫化や、米株式市場でダウ平均が昨日までの3日続落で1200ドルを超す下げとなったことなどから、安全資産とされる金の需要も強く、今日の金先物はこうした動きや心理を映し、買いが優勢の展開となりそうだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金見通し:上昇か、インフレ加速警戒やウクライナ情勢緊迫化・株安など反映へ