欧州中央銀行(ECB)専務理事兼首席エコノミストのレーン氏は、金利先物市場での利上げ観測に懐疑的見解を表明した。市場はECBのフォワードガイダンスを完全に理解していない可能性があるとしたほか、金利を巡り、市場とECBのフォワードガイダンスを一致させることが課題になると言及。

NY外為市場ではレーン氏のハト派姿勢を受けてユーロ売りが強まった。ユーロ・ドルは1.166ドルから1.1631ドルまで下落。ユーロ・円は133円19銭の高値から132円91銭まで反落した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ売り強まる、ECBレーン専務理事のハト派姿勢受け