NY外為市場では米債務上限問題が解決に向けて進展したことを好感し、リスク選好の動きが再燃した。ユーロ・円は128円75銭から128円97銭まで上昇し日中高値を更新。ドル・円は111円45−50銭の高値圏でもみ合いが継続した。ユーロ・ドルは1.1548ドルの安値から1.1566ドルまで上昇した。

民主党のシューマー上院院内総務は、債務上限問題において12月までの延長で合意したことを明らかにし、本日中に上院での採決を望むと言及。債務不履行は当面回避できる。米国株式相場は一段高。ダウは500ドル超高、10年債利回りは1.52%から1.56%まで上昇した。

<KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:リスクオン、米債務上限問題が解決に向け進展