米商務省が発表した8月耐久財受注速報値は前月比+1.8%となった。伸びは予想を上回り5月来で最大。7月分も-0.1%から+0.5%へプラス圏に上方修正された。
変動の激しい輸送用機器を除く8月耐久財受注速報値は前月比+0.2%。伸びは7月+0.8%から予想以上に縮小。マイナスとなった2月来で最小にとどまった。
国内総生産(GDP)の算出に用いられる航空機を除く非国防資本財の出荷速報値は前月比+0.7%。伸びは7月+0.9%から鈍化も予想は上回った。

米国債相場が下げ幅を縮小。10年債利回りは1.51%まで上昇後、1.48%まで低下。ドルは高止まりとなった。ドル・円は110円85-90銭で推移。ユーロ・ドルは1.1690ドルから1.1704ドルまで上昇した。

【経済指標】
・米・8月耐久財受注速報値:前月比+1.8%(予想:+0.7%、7月:-0.1%→+0.5%)
・米・8月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値:前月比+0.2%(予想:+0.5%、7月:
+0.8%)
・米・8月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+0.7%(7月:+0.
9%)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米8月耐久財受注速報値、予想上回る、ドル高止まり