本日のマザーズ先物は反落が予想される。26日の米国株式市場は、企業の好決算を期待し、寄り付き後、上昇。しかし、FRBの経済シンポジウムでのパウエル議長の演説を控え、数人の地区連銀総裁が新型コロナ・デルタ株感染拡大にもかかわらず、年内の緩和縮小開始を支持したため、警戒感から下落に転じた。その後、アフガンでのテロを嫌気し引けにかけて下げ幅を拡大。ナスダックも安い。本日のマザーズ先物は米国市場やナイトセッションが下落した流れを引き継ぎ反落でのスタートが予想される。
国内では、旅工房<6548>が日本旅行と若者向けの旅行会社を設立すると日本経済新聞が報じており、旅行関連の銘柄が相場を下支えすることが期待される。日足チャートでは、25日線である1072.3ptを維持できるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1100.0pt、下値のメドは1046.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:反落、旅行関連が下支え、25日線の維持が争点