19日の日経平均は4営業日続落した。ローソク足はマドを空けて小陰線で終了。短い胴体部分から上下それぞれに長いヒゲを出す十字線を形成して「捨て子線」を描いた。
下落トレンド中の捨て子線は定石通りなら買いサインだが、連続陰線で終値と高値と
安値が前日水準を下回る「黒三兵」が売りサインも出している。終値が200日線を下回ったほか、TOPIXの5日線と25日線が短期デッドクロスを形成したこともあり、一段安含みと解釈すべきだろう。25日線との下方乖離率は3.46%と売られ過ぎラインの5%まで値幅が残っており、9日の直近安値27419.40円に対する2番底を探る弱気地合いの継続が予想される。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:4日続落、黒三兵で終値200日線割れ