午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=110円50銭近辺で推移。レイモンド米商務長官は、520億ドル規模の半導体に関する生産、研究開発への援助に関する法案について、8月の議会休会前に成立させるよう促す声明を出したとロイターが報じている。なお、下院のペロシ議長は前向きな姿勢を示しているもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が241.12円安と再び下げ幅を拡大している。ファーストリテイリング<9983>が890円安、ソフトバンクG<9984>が168円安と指数に寄与度の高い銘柄の下落が相場の重しとなっているようだ。また、為替が円高方向に進展していることで、トヨタ<7203>など輸出関連銘柄の一角が下落していることも相場の上値を抑えているもようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル110円50銭近辺、米商務長官、半導体への資金拠出を促す