午後の東京外為市場でドル・円は1ドル=110円70銭台で推移。米国とフィリピンは、中国の南シナ海の活動問題で電話会談したとロイターが報じている。フィリピンは中国船に民兵が乗船していると主張しているが、中国は荒天を避けるために避難しているだけと反論したもようだ。今後、東アジアで地政学リスクの高まりが懸念されているもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が209.90円高と午前より上げ幅を縮小している。為替が若干円高方向に推移していることで、自動車株が下落しており相場の上値を抑えているようだ。また、午前はプラス圏で推移いていた、ファーストリテイリング<9983>130円安とマイナス圏に下落していることも重しとなっているようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル110円70銭台、米比南シナ海問題で協議