10日の米国長期債相場は強含み。この日発表された1月消費者物価コア指数は前年比+1.4%の伸びにとどまり、市場予想を下回ったことや、追加経済対策法案のすみやかな可決・成立は保証されていないことから、長期債などの利回り水準は低下した。10年債利回りは一時1.174%近辺まで上昇したが、1月消費者物価指数の発表後に反落し、取引終了時点にかけて、1.121%近辺まで低下した。

イールドカーブは、フラットニング気配で推移。2年−10年は+101.30bp近辺、2年−30年は+179.80bp近辺で引けた。2年債利回りは0.11%(前日比:-1bp)、10年債利回りは1.12%(同比:-4bp)、20年債利回りは1.73%(同比-4bp)、30年債利回りは、1.91%(同比:-4bp)で取引を終えた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY債券:米長期債相場は強含み、1月消費者物価コア指数は予想を下回る