本日のマザーズ先物は続伸が予想される。2日の米国市場は投機的な売買による市場混乱が収束に向かうとの見方が広がり、寄り付きから上昇した。引け後に大型ハイテク企業の決算を控え、市場の関心は企業業績に移った。追加経済対策が進展するとの期待や、新型コロナワクチン普及が加速していることなども後押しし、引けにかけて上げ幅を拡大。ハイテク通信株の比率が高いナスダックも上昇した。本日のマザーズ先物は、米国市場が大幅上昇したことや、ナイトセッションが上昇した流れを受けて、続伸でのスタートが予想される。米アマゾンのクラウド基盤を提供するAWSの売上高が前年同期比28%増の127億ドルになったと日本経済新聞社が報じている。このことは、マネーフォワード<3994>など日本のクラウド関連にも下支え要因となり、マザーズ先物に寄与することが期待される。また、確定申告で広がるペーパレスと時価総額上位のフリー<4478>などに関する記事を日本経済新聞社が報じていることも、相場にはプラスに作用しそうだ。本日の上値のメドは1270.0pt、下値のメドは1207.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:続伸、クラウド関連銘柄が寄与か