米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は前週比7.5万件減の71.2万件と予想77.5万件を下回り11月来で最低となった。申請件数は前週まで2週連続で増加したため労働市場が再び悪化すると警戒感が強まっていた。失業保険継続受給者数は552万人と、前回608.9万人から予想以上に減少しパンデミックによる経済封鎖が始まった3月中旬以来で最小。

新規失業保険申請件数の予想以上の減少を好感しドル売りは一服。ドル・円は104円06銭で下げ止まった。ユーロ・ドルは1.2161ドルの高値から1.2150ドルへ弱含んだ。

【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:71.2万件(予想:77.5万件、前回:78.7万件←77.8万件)
・米・失業保険継続受給者数:552万人(予想:580.0万人、前回:608.9万人←607.1万人)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 米先週分新規失業保険申請件数、予想以上に減少、ドル売り一服