1日の米国市場ではNYダウが185.28ドル高の29823.92、ナスダック総合指数が156.37pt高の12355.11、シカゴ日経225先物が大阪日中比115円高の26915といずれも上昇。2日早朝の為替は1ドル=104.30-40円(昨日大引け時は104.38円付近)。本日の東京市場では、米ナスダック総合指数の史上最高値更新を受けてソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>など指数構成比の大きい銘柄を中心に値上がりが予想される。また、米10年物国債利回りの0.9%超えをはやして三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>を中心に大手金融株も軒並み高となろう。昨日大引け後に2021年2月期業績の上方修正を発表した西松屋チェーン<7545>など好業績銘柄の個別物色も続きそうだ。反面、11月売上高が前月比0.8%増と成長鈍化が懸念されるワークマン<7564>などは売りに押されよう。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測された日本ハム<2282>、エムスリー<2413>、アサヒ<2502>、キリン<2503>、サントリーBF<2587>、トヨタ紡織<3116>、三井化学<4183>、JSR<4185>、KHネオケム<4189>、太平洋セメント<5233>、古河電工<5801>、全国保証<7164>、NOK<7240>、アイシン精機<7259>、豊田合成<7282>、HOYA
<7741>、NISSHA<7915>、日本瓦斯<8174>、スカパーJSAT<9412>、沖縄セルラー<9436>
などに注目。


<FA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:日本ハムやエムスリーなどに注目