12日のドル・円は、東京市場では105円48銭から105円16銭まで下落。欧米市場では、105円42銭から105円07銭まで下落し、105円12銭で取引終了。本日13日のドル・円は、主に105円台前半で推移か。各国におけるウイルス感染の再拡大を警戒して、リスク選好的な円売りは引き続き抑制される見込み。

11月16日発表予定の7-9月期国内総生産(GDP)速報値は、前期比+4.4%、前期比年率で+18%台の成長率と予想されているようだ。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で4-6月期の経済成長率は前期比年率-28.1%と戦後最悪を記録しており、7-9月期の高い成長率は反動増とみられる。

日本経済は消費増税などの影響もあり、昨年10-12月期から今年4-6月期まで3四半期連続でマイナス成長を記録している。7-9月期に高い伸びを記録してもウイルス感染の再拡大などの影響で10月以降の経済情勢が悪化した場合、10-12月期の経済成長率は大幅に鈍化する可能性がある。日本株式は好調だが、株高持続への期待が低下した場合、ドル・円相場の動向にも大きな影響を与える可能性がありそうだ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の為替市場ポイント:国内外におけるウイルス感染再拡大で円売り抑制も