12日午前の東京市場でドル・円は105円20銭台で推移。日経平均は177円高で推移しており、上げ幅はやや縮小したが、株式の先高観は後退していないようだ。ただ、欧米におけるウイルス感染の再拡大を警戒して、株高持続でもリスク選好的な円売りは抑制されており、ドル・円は105円台前半から半ば近辺の水準でしばらく推移する可能性がある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円24銭から105円48銭、ユーロ・ドルは1.1773ドルから1.1780ドル、ユーロ・円は123円98銭から124円23銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米大統領選挙の最終結果が判明するまである程度の時間がかかる可能性
・ウイルス感染拡大で欧米経済見通しは不透明

・NY原油先物(時間外取引):高値41.69ドル 安値41.47ドル 直近値41.49ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は105円20銭台で推移、やや上げ渋る状態が続く