米商務省が発表した8月耐久財受注速報値は前月比+0.4%となった。伸びは7月+11.7%から鈍化し予想+1.5%も下回りマイナスとなった4月来で最小。自動車や軍事関連機材の受注が減少した。変動の激しい輸送用機を除いた8月耐久財受注速報値は前月比+0.4%。伸びは7月+3.2%から予想以上に鈍化。やはり4月来で最小。ただ、国内総生産(GDP)の算出に用いられる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)出荷は前月比+1.5%と、伸びは7月+2.8%から鈍化したものの予想+0.8%を上回った。また、設備投資の先行指標となるコア資本財の受注は+1.8%。7月+2.8%から鈍化も予想+1.0%を上回った。

ドル・円は105円45銭付近から105円53銭まで強含み推移。ユーロ・ドルは1.1644ドルから1.1628ドルまで弱含んだ。

【経済指標】
・米・8月耐久財受注速報値:前月比+0.4%(予想:+1.5%、7月:+11.7%←+11.4%)・米・8月耐久財受注(輸送用機除く)速報値:前月比+0.4%(予想:+1.0%、7月:+3.2%←+2.6%)
・米・8月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+1.5%(予想:+
0.8%、7月:+2.8%←+2.4%)




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情報提供元: FISCO
記事名:「 米8月耐久財受注速報値予想下回るも設備投資は順調、ドル堅調