21日の日経平均は小反発した。ローソク足は陰線を引き、終値は4日連続で5日線を下回った。ローソク足は上ヒゲを伴う陰線を引き、上値の重さを再確認した格好。ボリンジャーバンド(25日ベース)では本日も終値が+1σ下にとどまり、中心線側への下落リスクを残して週末を迎えた。ただ、ザラ場安値は昨日安値を上回り、日足の一目均衡表では転換線が上向いて短期的な買い圧力の増大が窺えるため、強弱が相殺されている。東証1部の騰落レシオ(25日ベース)は本日大引けで中立圏中央の100.45に位置して短期的には売り方も買い方も攻めにくく、もみ合い相場の延長が予想される。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:小反発、連日の5日線割れ