米財務省は過去最大規模となる490億ドル規模の5年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは0.288%と過去最低を記録。応札倍率は2.32倍と過去6回入札平均の2.49倍を下回り需要は低調だった。外国中銀など外国の投資家を含む間接ビッドは58.1%と、過去6回入札平均の51.9%を上回った。

財務省は先に480億ドルの2年債入札を実施したが最高落札利回りは0.155%。応札倍率は2.34倍と、過去6回入札平均の2.62倍を下回り需要は弱かった。間接ビッドは45.8%と、過去6回入札平均の51.9%を下回った。

低調な入札結果を受けて米国債相場は反落。米10年債利回りは0.57%から0.6%まで上昇した。ドルも下げ止まり。ドル・円は105円12銭の安値から105円29銭まで戻した。ユーロ・ドルは1.1781ドルの高値から1.1743ドルまで反落した。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル下げ止まる、低調な米2年、5年債入札で利回り上昇に転じる