NY外為市場で株式相場の失速に連れドル・円は107円62銭の高値から107円30銭まで反落した。ユーロ・円も121円51銭から120円48銭まで下落し、日中安値を更新。

中国はウイルス対策水準を引き上げ、北京の学校が再度閉鎖されることになった。また、米国でもテキサス州でウイルス感染者数、入院患者数が増加したほか、フロリダ州の感染者数も増加したとの報道で警戒感が再燃。また、パウエルFRB議長が米社債購入を大規模に進めていくつもりはないとしたため、米国株式の上げ幅も縮小した。一時900ドル近く上昇したダウ平均株価は上げ幅を縮小し、300ドル高で推移。米10年債利回りは0.78%から0.72%まで急低下した。




<KY>

情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル・円高値から反落、米債利回り急低下、ウイルス拡大で根強い警戒感