15日の日経平均は3日続落した。上値を4日連続で切り下げ、ローソク足は胴体の長い陰線を引いてほぼ「陰の丸坊主」で終了。終値は200日線を下回り、25日線との上方乖離幅を3.78円まで縮小した。5日線が下降角度を増したほか、一目均衡表の転換線も下降を続け、短期的な売り圧力増大を窺わせた。ボリンジャーバンド(25日ベース)では中心線割れを窺う位置で終了し、5月28日ザラ場の一時+3σ接近以降の調整トレンドが鮮明になった。25日線や13週線が上向きをキープしたほか、本日まで3日連続安の下げ幅は合計1594円と大きく、下げ過ぎの反動高の可能性も意識されよう。RSI(14日ベース)は58.50%(先週末74.92%)、東証1部の騰落レシオ(25日ベース)は103.91%
(同116.33%)といずれも中立圏で終了した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日続落、ほぼ「陰の丸坊主」で売り圧力増大