NY外為市場でユーロは戻りの鈍い展開となった。ユーロ・ドルはロンドン市場で一時1.0976ドル付近まで上昇後、NY市場に入り1.0924ドルまで下落した。ユーロ・円は118円20銭の高値から117円80銭まで下落。ユーロ・ポンドは0.8957ポンドから0.8916ポンドまで下落した。

英国政府は「グローバル関税計画」、完全離脱後6割が無関税になるような関税引き下げ計画を発表。欧州連合(EU)には不利となる。さらに成長悪化への懸念も根強い。欧州中央銀行(ECB)専務理事兼首席エコノミストのフィリップ・レーン氏は、最悪のシナリオでは、2020年の域内GDPが12%マイナスになると警告している。





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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ戻り鈍い、景気悪化への懸念や英国政府のグルーバル関税計画を警戒