24日の日経平均は反落した。ザラ場高値は下降中の5日線下で推移。ローソク足は短い陰線を引いて上値の重さを再確認する一方、25日線は上向きをキープし、強弱感の対立を窺わせた。一目均衡表では終値が2月20日以来約2カ月ぶりの雲中復帰を果たし、大勢では弱気地合いを脱してもみ合い相場への移行が予想される。基準線と転換線が横ばいを続けたほか、ボリンジャーバンドで-2σから+2σまでの各線が中心線に寄っていく5本線収束が顕著になっており、目先は25日線を下値支持線としながらも上値の重い膠着局面が継続しそうだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反落、2カ月ぶり雲中復帰で弱気脱出