6日のマザーズ先物は前日比27.0pt安の719.0ptとなった。なお、高値735.0pt、安値は715.0pt、取引高3779枚。本日のマザーズ先物は、前日の米国株の大幅安などを受けて大幅に反落した。前日の米国市場では、カリフォルニア州全域に非常事態宣言が発動されるなど、米国でも新型コロナウイルスの感染拡大ペースの加速が確認され、経済や企業業績に悪影響を与えるとの一段の懸念が広がったことで主要3指数は揃って大幅に反落した。為替も1ドル=105円台に突入するなど急速に円高が進み、こうした外部環境の悪化から、個人投資家心理も大幅に悪化した。市場心理が悪化した際には流動性リスクが嫌われることから、中小型株が集まるマザーズ銘柄は全面安商状となった。とりわけ、指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄の下げがきつかったため、マザーズ先物の下落幅も大きなものになった。また、来週のメジャーSQ(特別清算値)を意識した節もあったと思われる。指数寄与度の高かったところでは、そーせい<
4565>やマネーフォワード<3994>、メルカリ<4385>が下落した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:大幅反落、米国株の大幅安受けて心理悪化、新型コロナ不安止まず