19日のマザーズ先物は前日比1.0pt安の850.0ptと続落した。なお、高値857.0pt、安値は850.0pt、取引高は854枚。本日のマザーズ先物は、引き続き直近IPO銘柄への物色が盛んな一日だった。前日の米国株式市場では、主要株価指数が高安まちまちだった一方、東京市場では、日経平均が来高値圏で推移する中、米下院がトランプ大統領を弾劾訴追する決議案を可決したと伝わったことなどもあり、利益確定の売りが優勢になった。ただ、新規の手掛かり材料に欠け、総じて狭いレンジでの小動きとなった。こうした中、個人投資家の目線はやはり直近IPO銘柄に向かうこととなり、個別株物色は盛んだった。ただ、指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄群は高安まちまちだったことから、マザーズ先物は全体としては膠着感の強い一日となった。売買代金上位では、直近IPO銘柄であるフリー<4478>やJMDC<4483>、JTOWER<4485>、ウィルズ<4482>
などが2ケタ台の大幅上昇をみせた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況: 小幅に続落、直近IPOの物色は活発