10日の日経平均は4営業日ぶりに小反落した。終値は25日線やその上を走り上向きに転じた5日線を上回った。一目均衡表の転換線が下向きから横ばいに変化したこともあり、短期トレンドの下落転換を回避した格好。ボリンジャーバンドでは、中心線を割ることなく推移し、一時+1σを超える場面があった。-2σから+2σの各線が中心線側に接近する5本線収束が続き、1σの間隔が124円と小さいため、小幅の株価変動で地合いが強弱どちらの側にも急変する可能性が増している。RSIは53.32%(昨日50.53%)
と依然として中立圏中央付近にとどまり、強弱感の対立が窺える。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:4日ぶり小反落、上向きの5日線上に復帰