5日の米国市場ではNYダウが28.01ドル高の27677.79、ナスダック総合指数が4.03pt高の8570.70、シカゴ日経225先物が大阪日中比20円高の23330円。6日早朝の為替は1ドル=108円70-80銭(5日大引け時点は108.78円付近)。本日の東京市場は東証1部では医薬品や小売業といった内需系に勢いは弱めながらも物色が向かいそうだ。今月半ばに予定されている対中関税の行方を中心とした米中貿易協議の不透明感から昨日の米国市場は小動き。為替も依然として1ドル=109円台までの円安基調には回復しておらず、東エレク<8035>や村田製<6981>をはじめとした電子部品株に対してはこう着感の強い値動きが予想される。ジャスダック市場では、直近の高値追いを受けて、本日は信用取引の買い方による手じまいが優勢となりそうだ。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された国際帝石<1605>、ヤクルト<2267>、プレサンス<3254>、協和キリン<4151>、ニチバン<4218>、オービック<4684>、MARUWA<5344>、日本製鉄<5401>、三菱電<6503>、安川電<6506>、オムロン<6645>、ソニー<6758>、キーエンス<6861>、レーザーテク<6920>、オリンパス<7733>、凸版印刷<7911>、伊藤忠<8001>、三井トラスト<8309>、千葉銀<8331>、東京建物<8804>、JAL<9201>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:日本製鉄や安川電に注目