本日のマザーズ先物は、米中貿易摩擦の激化懸念から大幅に下落した米国株の流れを背景に売りが優勢となりそうだ。前日の米国市場は、米国の新たな対中制裁関税の発動日(15日)が迫るなか、トランプ米大統領が米中貿易協議の合意について「来年11月の米大統領選まで待ったほうが良いかもしれない」と述べたことが投資マインドを悪化させた。為替相場も一時1ドル=108円台半ばまで円高が進行。投資家のリスク回避姿勢が鮮明になり、日経平均も大幅安スタートなりそうで、マザーズ市場にもヘッジ売りが膨らむ可能性がある。市場では「きょうは国内では特に決め手になるイベントがないだけに、米中問題に関する報道をにらみながら、中国などアジア市場の動きを横目にしながらの展開になりそうだ」との声が聞かれる。一方、個人投資家の中小型株物色は継続しており、外部環境の左右されない内需関連銘柄が底堅く推移すれば、マザーズ先物にも押し目を拾う動きにつながることも想定され、下げ渋る場面もありそうだ。上値のメドは910.0pt、下値のメドは890.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:米株安を受けて大幅下落の公算