28日の日経平均は5営業日ぶりに小反落した。ローソク足は陰線を引き、ザラ場高値が昨日高値を下回る一方、ザラ場安値は26日安値を上回り、上値の重さと下値の底堅さをともに確認する格好となった。一目均衡表の転換線と基準線が横ばいを継続したこともあり、売り買いの拮抗状態が窺える。RSIは52.16%(昨日53.91%)と中立圏中央へさらに接近。ボリンジャーバンドでは、-2σ~+2σの各線が中心線との距離を縮める5本線収束を形成しており、もち合いを上下いずれかに放れるタイミングが迫りつつあるようだ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:5日ぶり小反落、一目均衡表は売り買い拮抗示唆